フォークリフトのバッテリー点検方法 〜長持ちさせるコツは?〜
現在、フォークリフトはバッテリー式が増えてきています。
バッテリーフォークリフトは構造がシンプルで故障が少なく、エンジンメンテナンスなどが不要です。
メリットの多いバッテリー式フォークリフトですが、定期的にバッテリーの点検や交換が必要です。
少しでもバッテリーを長持ちさせられるよう、こまめに点検を行いましょう。
フォークリフトのバッテリー点検方法
バッテリータイプのフォークリフトの場合、バッテリーの寿命は通常2年程度。
しかし、使用環境によってはバッテリーの寿命をのばすことも可能です。
バッテリーを長持ちさせるポイントはバッテリー液をこまめに補充すること。
特に夏はバッテリー液が蒸発しやすい状態なのでこまめに点検していきましょう。
<点検方法>
- セル上部の透明なキャップをあけて、「指示棒」と呼ばれる棒状の浮きの位置を確認します。
- 指示棒が沈んでいる場合は水が不足しているので精製水を補充します。
- 水を補充して指示棒が浮いて所定の位置まで上昇すればOKです。
指示棒の上の方には白色の帯状のマークが付いており、そのマークが所定の位置にくるまで精製水を補充しましょう。
バッテリーを長持ちさせるためには、2週間に1回程度はこの点検を行いましょう。
■こんな症状は注意!
バッテリーが劣化してくると、以下のような症状があらわれます。
- バッテリー液の蒸発が早まる
バッテリー本体が発熱し安い状態になり、バッテリー液の蒸発が早まります。 - バッテリー本体の発熱
稼働中・充電中のバッテリーが過度に発熱するようになります。 - バッテリー稼働時間の減少
新品は1日8時間程度稼働が可能ですが、古くなると6時間程度に減少します。 - パワーの低下
放電率が悪くなり、作業効率が低下していきます。
これらの症状があらわれたらバッテリー交換のサインです。
バッテリーが劣化してくると作業効率に大きく影響してきますから、早めに交換しましょう。
ベイラインでは高価な新品バッテリーに匹敵する「再生バッテリー」を提供しています。
バッテリーを再生・修理すれば純正新品の4分の一程度の価格で済みます。
そちらもぜひご利用なさってください。
フォークリフトのバッテリー点検まとめ
- バッテリー点検はバッテリー液の点検が重要
- 2週間に一度の点検でバッテリーを長持ちさせることができる
- バッテリーが劣化してくると作業効率が悪くなる
- バッテリーは高価なのでバッテリーを再生する「再生バッテリー」がおすすめ
非常に便利なバッテリー式フォークリフトですが、点検を怠ると劣化が早くなります。
高価なバッテリーを長く持たせるためにも、バッテリー液の補充はこまめに行いましょう。
再生バッテリーなら通常価格の4分の一程度で済ませることができます。
バッテリーが劣化した場合はそちらの利用も考えてみてください。