フォークリフト用バッテリーを交換するタイミングを知ろう!
フォークリフトはバッテリーで動いているものですが、バッテリーには必ず寿命があります。
その寿命を見極めないと、急にバッテリーのせいで動かなくなってしまうなどトラブルが起きてしまいます。
フォークリフトがないと仕事にならないといった場所ではバッテリー切れで仕事が止まってしまうのだけは避けなくてはなりません。
フォークリフトのバッテリー交換時期についてご紹介します。
フォークリフトのバッテリー寿命は
必ずというものではなく、使用環境によって異なるものではなりますが、大体充電から放電までを1とすると、1200ぐらいでそろそろ寿命と呼ばれるようになります。仕事で使うフォークリフトで年に200使用するとしたら、大体6年ぐらいの寿命ということになるでしょう。
メンテナンスで増えるバッテリーの寿命
バッテリー寿命は1200ぐらいとお話していますが、日ごろのメンテナンスをせずにいるとバッテリーの寿命はそれよりも減ってしまうかもしれません。定期的なメンテナンスとしてとても大切なのは、バッテリー補充液の補充です。高温な場所でフォークリフトを操作する場合は特にバッテリー補充液をこまめにチェックしてあげてください。また、過充電や過放電を防ぐ、そして充電もこまめに短時間ではなく回数は少なく長時間、というのを心がけるようにしてみましょう。普段のメンテナンスでバッテリー寿命は短くも長くもなるのです。
交換時期に起こる現象をチェック
交換時期かな? と思うぐらいになると、感じるところがいくつかあるはずです。減少にも現れやすいので、交換時期独特の現象が起きないかどうかをチェックしてみてください。稼働時間が同じように充電をしていても短くなってしまった、バッテリーそのものが熱くなりやすい、パワーが弱くなったといった現象が起きたら、そろそろバッテリーの交換時期だと思っていいでしょう。
再生バッテリーとは
最近は電極に付着している硫酸鉛の結晶を溶解して、バッテリーを再生させることができるようになり、1200程度が寿命だといわれていたバッテリーをさらに使えるように処置されているものがあります。新品価格よりもうんと安いのは当然ですし、バッテリーを最大限使うことでエコにもなります。なんと3回から4回再生を繰り返すこともできるのです。
まとめ
- フォークリフトのバッテリー寿命は
- メンテナンスで増えるバッテリー寿命
- 交換時期に起こる現象をチェック
- 再生バッテリーとは
という4段階でフォークリフトのバッテリーについてご紹介をしました。フォークリフトのバッテリーはメンテナンスを適切にしたうえで、さらに延命ができ、再生バッテリーとして使えるのです。交換時期に起こる現象はしっかりとチェックをして交換時期かなと感じたら早めに対応することで、フォークリフトを安全に効率よく動かすことができるでしょう。